人生計画

リアルな毎日を綴る

起11 〜麻雀は人生に通ず〜

人生はリスクヘッジの連続だ。

何らかのリターンを求めるには、それ相応のリスクを負わなければならない。

スポーツでも仕事でも何にでもリスク・リターンはつきものである。

例えば、サッカーでは、人数をかけて点を取りに攻撃するときは、

相手のカウンターを食らうリスクがある。

仕事では、(僕の会社の場合は)時間を拘束されるリスクがある。

何をリスクと捉えるか。それは人それぞれである。

今の仕事に関しては、一定時間、自らの時間を提供する分、

時間に見合った金銭的報酬があり、仲間も増え、

少しづつ専門的知識が蓄積されて行く。

おそらく一般的に見れば、リスクに見合ったリターンは得られているだろう。

まさに「安定」というワードがぴったしである。

 

しかし、いきなり会社を辞めて成功する保証がない環境、すなわち

ビジネスを自ら創るとなると、話は変わってくる。

世の中のほとんどの者が経験していないであろう創業を経験できることは、

人生の中で非常に有意義であるが、やはり創業するからには、

全力でやりきって価値を最大限高めたい。

中途半端な意志・知識で臨んでしまえば、身を滅ぼす可能性は高い。

確固たる意志のもと、挑まなければならない。

また、事前にビジネスの根幹を創る準備をすることも重要だ。

確固たる意志があっても、根幹を創っていなければビジネスとしての実態は不安定すぎる。

根幹をしっかり固めるためにいまという恵まれた「安定」した環境を最大限利用しない手はない。

不安定な環境に自らを移行するタイミングまでに、自らの価値を高め、

業を成すための架け橋を作ってあげなければならない。

高速道路で加速せずにいきなり合流してしまえば、事故る可能性は高いってことだ。

 

とりあえず、今はアクセルが踏めるうちにひたすらに加速しなければならない。

1年・1ヶ月・1日でも早くサービスを実現したい。

そんな欲求に毎秒のごとく狩られている。

 

一瞬一瞬の選択を繰り返して、人は経験を積んで、成長していく。

1年・1ヶ月後の未来など何が起こっているかわからない。

1日後ですら不明だ。

現在を積み重ねて、未来は創られている。

 

いま何をしているかで明日・来週・未来は変わる。

全力で毎日を生きるに越したことはない。