起7 〜生きるか死ぬか〜
アフリカに憧れる。
野生の動物がたくさんいて、自然に溢れて、星も綺麗で、
未知の世界が広がってるからである。
タイトルの意味は、俺が生きるか迷ってるとかではなく、
ただただ野生の「生きるか死ぬか」の極限の世界に憧れているからである。
アフリカの野生の動物は、あの広い大地の中、常に生きるために必死である。
いつ天敵に襲われるかわからない。
少しでも油断したら命取りである。
本能をむき出しにして生きなければ終わる。
野生の勘を最大限高めて、1秒1秒生きてる。
凄まじい世界だ。
人間も元をたどれば、生きるために必死だった。
野生のマンモスを狩っては、村に持ち帰り、村人とともに卓を囲む。
冬が近づくにつれて、冬を無事越せるよう幾度も狩に出る。
野生の動物に襲われたり、病におかされたり、いつ何が起こるかわからない。
今はなんて平和な世の中なんだ。
本能のままに生きずとも、余裕で生きていける。
三大欲求を満たすのに必死だった昔と比べたら、今はみんな自己実現に向かって必死だ。
なんて贅沢だ。
本能が発揮されるのは、眠い、腹が空いてる、ヤりたいときくらいだ。
生きるのが前提となってる。
生きていることに感謝をしないとな。
ストレスなんて可愛いもんだ。
「生」を日々実感しよう。